自己啓発王〜ビジネスマンのための能力開発〜 > くよくよしないことが脳の最大の健康法
くよくよしないことが脳の最大の健康法

くよくよしないことが脳の最大の健康法
くよくよしないことが脳の最大の健康法
人間の脳は、極度のストレスを感じたときにどんな反応を起こすでしょうか。人間の基本中枢をつかさどる視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンという物質が出て、この物質が視床下部のすぐ下に存在している下垂体から副腎皮質刺激ホルモンを放出させ、この副腎皮質刺激ホルモンからコルチゾルが出ます。
コルチゾルは一般にステロイドと呼ばれていますが、極端にストレスを受け続けると、このコルチゾルが出続けます。コルチゾルは脳内のさまざまな細胞と結合して、脳を死滅させてしまうのです。その影響をもっとも受けるのが記憶をつかさどる「海馬」です。海馬の細胞とコルチゾルが結合してそのままにしておくと、海馬の細胞が死滅し、海馬の機能に障害を残します。
従って、極度のストレスを受け続けることは、人間の記憶に影響することになります。記憶にとってストレスは最大の敵です。コルチゾルは前頭葉にも影響して、その細胞が侵されてしまうと、感情が抑制できなくなり、恐怖や怒り、闘争心などからくる行動を抑制することができなくなってしまいます。また、不安な気持ちも増大して、正常な精神状態が保てなくなる恐れが十分にあるのです。
ですから、ストレスを受けることは海馬だけでなく、脳全体に影響を与えるのです。ストレスを受けないためには、自分自身を不安に陥れたり、不愉快なことや憎しみ、恐怖を思い出さないようにすることです。なかなか難しいかもしれませんが、ストレスを避けるもっともよい方法なのです。もう1つは、心配はしてもよいが、心痛はしないことです。何か問題を見つけだして悩み続けるとストレスホルモンが出っぱなしになり、脳に悪影響を与えます。人間の脳はストレスに弱いのです。ストレッサーを遠ざけ、ストレスから脳を守ることは大切な防衛手段です。

